2011年4月
2011.4.22
北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。地球上の人にとって、2011年3月11日は決して忘れられない日になるでしょう。
地震と津波によって実に多くの方が亡くなられ、それ以上に多くの人々が、いまも行方がわからないと伝えられています。人命が失われた事実を、受け止めなければならない人々の悲しみの数は、想像することもできません。
しかし、震災と津波は被災地に破壊的な打撃を与えたばかりではありません。原子力発電所の事故を誘発し、人間によって制御できない状態がいまも継続している事実。思考停止してしまいたい現実に目をそむけることなく、いまこそ私たちは、想像力をめぐらせ、英知を集め、未来のために原発のコントロールを取り戻さなければなりません。
原子力発電の専門技術者は、事故の本質を見極めて考え抜くことが必要ですし、国内外、専門外の人々の知恵も真摯に取り入れて、"制御を取り戻す"ためにできることは何か、知恵を分析し、実行することから見えてくることがあるのではないでしょうか。
さて、同じ日本に居住していて、被災をまぬがれた私たちにできることは何か。みなさんが考えていることと思います。
震災直後、被災地のライフラインの寸断にも関わらず、被災地以外では津波のシーンが繰り返され、まるでパニック映画の1シーンのように見えました。
これを見て、なんとか自分にできることはないかという思いを持った多くの人が、テレビを見ながら安易にできるツイッターを使って、定かでない情報を遠く離れた北海道からリツイートしているという状況が少なからず見受けられました。
デマを流すなど悪意のツイートは論外としても、「善意のつもり」のリツイートが大切な情報を埋もれさせ、電話網が輻輳しているときこそ必要なインターネット網を逼迫していることまでは考えもせず、安易な人助けが大切な情報インフラの妨げになってしまうことに気がつかないのでしょうか。
品不足の情報に買いだめに走り、スーパーマーケットの棚を空にし、被災地で使われるべき燃料不足もたらす結果となったといえば、言い過ぎかもしれませんが、あってはならない行動だと思います。
私は、地震後は、メールや電話はなるべく使わないように、ツイッターも自粛していましたが、被災地に届く情報をまとめ、出所を確かめたツイートの中からキーワードで整理してまとめることであれば、救援の邪魔にはならないだろうと考え、twitter、RSS、YouTubeなどソーシャルメディアをまとめる新システムを使って、スタッフみんなで"被災地向けサイト"をたち上げました。
被災者および救援、ボランティア活動に役立てていただくため、RSSやツイッター等を一覧できるナビ「ガンバレ被災地!応援ナビ」、Twitter アカウント@noahjapanです。
震災から1ヶ月、札幌でも春の気配が濃くなってきました。
被災地のことを思うと、いつもの春のように、ワクワク感で迎えることはできないのですが、震災をまぬがれたからこそ、私たちが、仕事に、遊びに、活動を活発化させていくことが、被災地を支援することに結びつくはず。
私たちのの目標は、
・節電モードで懸命に働き、人材雇用を増やし、義援金や納税の原資をつくりだしていくこと。
・人々が夏場の電気消費を抑制して活動するため、エアコン不要の北海道に旅行や移住しやすいようにすること。
・震災を教訓にクリティカルな状況でも使える情報提供の仕組みをつくって提供していくこと。
被災地に"いつもの春"がやってくるように行動すべきときです。力をあわせて頑張ろうよ。
2011年4月


















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